何が課題か!? って、繋がっていない!べザ

 

イチバンの問題は、みんなが「自分には関係無い!」って思っていることが多過ぎること

あるいは「判断するための情報があまり」にも、少な過ぎる

その上、巷に溢れている情報が必ずしも、正確なモノではないことが多いこと

 

だから、あの「風が吹くと桶(おけ)屋が儲かる」っていう諺(ことわざ)の様に、色んなことが廻りまわって... 方式に、この世は繋がっているにも関わらず、自分の守備範囲だけ!の「安心」を守ろうとするから、全体が歪(いびつ)なモノになっている

 

確かに、モノの流れや、ヒトの移動が少なかった頃は、それぞれの地域が「自己完結」しており、一つひとつのコミュニティーはそれぞれに独立していて、その範囲以外のモノゴトは無視して良かった

 

ときに、関係が有る!様になったのは、色んな刻(とき)の支配者が「自国の拡大路線」で、チョッカイを出して来たときであり、その経済圏や言語圏に、巻き込まれたときであった

それでも、中には、それぞれの地域の独自性を重んじてくれる為政者もいたから、一色に染められるばかりでもなかった ...

 

その上、色んな分野で、一歩前に「私が!」が出過ぎていて、そういう自己主張の強い者に限って、正しい判断が出来ていないヒトが、余りにも多いということ

しかも、全体を観てバランスを取り、その地を治める能力が無い者に限って、何らかの情報を操作したりして、自分の地位を守ろうとする、あるいは、前例にコダワリ、その「型(カタチ)」から、出ようとしない場合が多いこと

 

世界の、あるいは日本の歴史を観ても、一つの型(カタチ)、「ひな形」といえる○○文明あるいは○○時代という、社会のシステムの一つの頂点が出来上がった後に、その社会は滅んでいる

それは、そのカタチでは乗り越えられない、新たな結び付きのシステムが他の地で出来たこともあるが、イチバンの問題は、そのカタチだけを守ろうとした者たちが溢れてしまったから

 

日本で言えば、平安時代から武家の時代、その後の明治時代

(その後ろでは、宗教のシステムの変遷、あるいは、その時代の中間でも「色んな巨人」が生まれて、新たな流れを創っている... )

確かに、それぞれの時代ごとに、その前の時代を乗り越える、新しいシステムの確立が起こって来た

 

あるいは「分母」となる関連する人間の絶対量が増えることに合わせて、それを全体として機能させるために、それを動かせるためのシステムが必要になる

それこそ、お山の大将や、オレについて来い!式の一人のリーダーだけでは、治め切れないだけの、情報量と多様性が求められる「世界」に、この世はなってしまった ...それに合わせて、システムのサイズも方法も変わって来ている

 

そして、今の時代

 

これまでは「予定調和」的に、それぞれがそれぞれの考えで、色んなモノを造ることで、社会の「風」としてのおカネが回っており、全体的な調和が取れていた

けれど、それなりに「物がみんなに行き渡った」時点で、風が回らなくなってしまった

 

その上!色んなトコロで、貯めてあったはずの「預貯金」が国債に換わり、積み立ててあったはずの、年金や共済金などの「掛け金」が、バブルのときに相当額で「無く」なっており、一方では、湯水の如くに「箱モノ」に置き換えられて、今日に至っている

カタチとしての「モノ」を造るためのコストの掛らない「掛け金」を集めた側は、そのままでは放っては置けないから、色んな計画書を作って、色んな建物を建ててしまった

 

いま噂の「かんぽの宿」なんかも、数字好きの役人上がり!?のコンサルタント業の人間なんかが作った、日本人の総人口を無視した数字の積み上げで作られた計画書で「こんだけのヒトが利用します」なんていう口車に乗って、建物を造り続けたから、こんなになった

 

それ以外でも、色んな地域で「これがあると良いよね」っていう建物を、その地域の利用者の「絶対的な総数」っていうことを無視したカタチで造ってしまったから、どの自治体でも「持て余している施設」が溢れてしまっている...

 

地方の人間は、都会っていう、色んな情報が集まっているはずの場所から来た人間には弱い

すでに死語化しているが「進んでいる」っていう言葉に弱かった

 

本来は、情報が集まっていれば、全体を観れるはずなのに、数字ばっかり追いかけているから、いつの間にか全体を観ることが出来なくなる

それこそ?「木の本数をみて、森を見ず」な、流れで今日(こんにち)まで、日本は流れて来た

 

そして、もう、すでに誰の所為か?なんて、言っている場合では無くなってしまっている

また、無駄ムダ言って、他のヒトの動きを止めている時間もない

 

足りないのは、何か?

 

それは、みんなで必要な「情報を共有するためのシステムを構築」すると共に、もう少し他のヒトに任せて「黙って観(≠視 or 診)守る」こと

そして、自分だけ!に成りたがる、そんなココロを解放すること

 

そうすれば、繋がっていける ... 蓮 ツ(^o^)シ